宇宙(そら)の詩
夜空は漆黒の闇で 星々が密かにまたたいていると?
いいえ そうではありません あの山の向こうのあの星の下 微かな歌が聞こえますでしょう?
あの辺り そうあの辺りは瑠璃色の炎で燃えているんですよ
あんまり瑠璃色が深いからここからは黒く見えるのです
それでそこからもう少しのぼった所は金色です 金色の水が流れているようです
それは あの赤い赤い火の矢がドンドンと降っているからです
燃えて燃えて燃え尽くす太陽です 真っ赤なルビーのような 真っ赤な炭火のような熱い熱い固まりです
あれは永遠と思える時間を燃えて燃えて 燃えているのです
その周りは凍りついた宇宙でも 燃える光は矢となって下りてくるのです
だから 宇宙は濃い闇色から紅色まで 様々な色が折り重なって 波打っているのです
by rengesou009
| 2013-06-13 07:12
| 言葉遊び